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2008年9月4日 日刊工業新聞朝刊に掲載

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2008年 9月 4日 (木) 27面 14版
[標題]
インタビュー/グローバル人材育成塾塾長・秋里寿正氏

[本文]
  海外進出する企業にとって、現地拠点の経営を任せられる人材育成は頭を悩ませる問題だ。関西に本社を置く大手電機メーカー・シャープで海外事業に30年以上携わった経験を持ち、8月に海外派遣社員向け研修のグローバル人材育成塾(大阪市西区、06・6357・8710)を設立した秋里寿正塾長に、について聞いた。(錦織承平)

―育成塾を開いたきっかけは。
「企業が社員を海外勤務させる場合、国内勤務の約3倍のコストが必要になると言われる。そのため海外勤務の人員は絞られ、実際に海外で経験を積ませていくのが難しくなっているのが実情だ。また03年から3年間、東京で勤務し、大阪経済の地盤沈下を強く感じた。関西の製造業出身の自分としては、関西のモノづくり企業に頑張ってほしいという思いがある。ここで自分の経験を役立てることにやりがいを感じた」

―海外拠点をマネジメントする力をどうやって身につけますか。
「海外勤務の経験をただ語るのでは、新しい環境で働く社員にとって陳腐な内容になってしまう。マネジメントではそれぞれの状況で問題を解決する力、現場対応力が必要になる。育成塾では私の経験をもとにしたさまざまなケースを想定し2―4人で討議して問題点を探り、解決法を考える中で現場対応力を身につける。これを週1回、6カ月かけて少人数の寺子屋風でこってり教えていく。海外勤務中の社員に対しては通信講座を開くことも考えている」

―塾の受講者は。
「現在、大手電機メーカーで中堅社員を対象に週2回塾を開いており、ほかにもメーカー数社から引き合いがある。海外拠点経営について学ぶのは、国内で海外事業をサポートする社員にとっても意味がある。また関西でも海外進出する中小企業が増えており、彼らにとって人材育成は喫緊の課題だ」

―日本製造業に必要なマネジメント力とは、どういうことでしょうか。
「日本の製造業の強みは技術者同士の技術の『すりあわせ』にあった。マネジメントでも、問題の解決策を探して議論を重ねる人間同士の『組織のすりあわせ技術』が必要ではないか」

【略歴】あきさと・としまさ 68年(昭43)立命館大経営卒、同年太洋友禅入社。76年シャープ入社、海外事業本部配属。その後豪州、カナダ、オーストリア、イタリアの現地法人出向で計20年経験。01年海外人事部長、03年東京支社総務部長。06年退職。08年6月グローバル人材育成塾設立。京都府出身、62歳。

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